妹「ぺったんぺったん」
- 1 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[]:2008/02/06(水) 03:29:31.67 ID:4YSUUgaIO
- 兄「お前の胸か」
妹「そんな事言うとお餅をあげませんよ?」
- 4 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[]:2008/02/06(水) 03:44:12.41 ID:4YSUUgaIO
- 妹「ぽりぽり」
兄「炒り豆か」
妹「節分ですから」
兄「しかしお前は歳の数より多く豆を食べていないか」
妹「……精神年齢の数だけ食べているのです」
兄「では、お前の精神はお婆ちゃんというわけだな」
妹「それなら、お兄さまは豆を食べられないから零歳ですよ」
兄「兄には豆をくれないわけか。かわいいお婆ちゃんだな」
妹「そちらこそ、可愛くない赤ちゃんですね」
- 6 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[]:2008/02/06(水) 03:53:31.19 ID:4YSUUgaIO
- 妹「ぱりぱり」
兄「それはバレンタインチョコだろう。お前はあげる方ではないのか」
妹「差し上げたい方が余りにも意地悪なので、自分で食べているのです」
兄「しかし、そんな勢いで食べたら丸々と太るぞ」
妹「……お兄さまの意地悪」
兄「意地悪な兄にチョコをくれ」
妹「私の食べかけで良ければ、どうぞ」
兄「欠けたハートの形をしたそれをか。義理という事だな」
妹「私が食べるまでは欠けてない本命でした。意地悪なお兄さま」
- 8 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[]:2008/02/06(水) 03:55:35.63 ID:ETUDsc2RO
- なかなか
- 9 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[]:2008/02/06(水) 03:55:45.69 ID:7BMzWWBx0
- お、この人は・・・・
- 11 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[]:2008/02/06(水) 03:56:52.18 ID:iwvqwICZ0
- よほど俺にオートリロードを使わせたいらしいな
- 19 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[]:2008/02/06(水) 04:00:59.32 ID:4YSUUgaIO
- 妹「こんこん」
兄「狐憑きか。祈祷師の電話番号はタウンページに載っているだろうか」
妹「お兄さま、今のは狐憑きではなくただの咳です。こんこん」
兄「では風邪か。熱は計ったか」
妹「まだです」
兄「なら計れ。兄はお粥を作る」
妹「お兄さま、まだご飯の時間ではありません」
兄「ならば雑炊を作る」
妹「お兄さま、私は大丈夫ですから落ち着いて下さい」
- 21 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[]:2008/02/06(水) 04:15:05.34 ID:4YSUUgaIO
- 妹「ぷにぷに」
兄「お前の腹もとうとうそんな感触になったか」
妹「失礼ですね。薬缶が熱かったので耳たぶを触ったら、つい癖に」
兄「お前の耳たぶはぷにぷにするのか」
妹「ええ、ぷにぷにしますお兄さま」
兄「……」
妹「餃子でも作ります?」
兄「何故だ」
妹「餃子の皮は、耳たぶの感触を参考にして作れば良いと云います」
兄「食卓にお前の耳たぶのような餃子が並ぶのか」
妹「ええ、ニラたっぷりの」
兄「なあ……実は、触りたい」
妹「熱いですよ、餃子は」
- 24 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[]:2008/02/06(水) 04:23:34.17 ID:S/+kCBoY0
- 俺>>1は前からできるやつなんじゃないかって信じてたよ
- 25 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[]:2008/02/06(水) 04:29:12.41 ID:4YSUUgaIO
- 妹「ちゅるちゅる」
兄「たまにはラーメンの出前もいいものだな」
妹「お兄さま、チャーシューあげます」
兄「肉を食わないと栄養が付かないぞ」
妹「太りたくありませんから」
兄「そうか。しかし、栄養は腹へ行くばかりではない」
妹「?」
兄「胸」
妹「……お兄さま、やっぱりチャーシュー返して貰いますっ」
兄「返してもいいが、やはり無駄な足掻きではないのか」
妹「お兄さまのチャーシューも貰います。ナルトも、メンマもっ」
兄「まずい、妹の暴走を止めなければ」
- 27 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[]:2008/02/06(水) 04:46:01.62 ID:4YSUUgaIO
- 妹「がさごそ」
兄「雛人形か。久しぶりだな」
妹「お兄さまも飾るのを手伝って下さい。早く飾らないとお嫁に行けません」
兄「お嫁に行きたいのか」
妹「ええ」
兄「そうか……」
妹「ふふ。別に、お兄さまのお嫁さんでも良いのですよ?」
兄「自惚れるな。雛壇の下の方の癖に」
妹「あら、菱餅はお嫌いですか?」
兄「模造品だからな、うちの雛壇の菱餅は」
妹「でも、意外と悪食はいるものですから」
兄「……悪食とは誰だ」
妹「秘密」
- 28 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[]:2008/02/06(水) 04:48:35.92 ID:EcaQfVqp0
- >>27
うわーつれえ…
娘を持つ父親とかもっとツラいんだろうか…
- 32 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[]:2008/02/06(水) 05:04:32.78 ID:4YSUUgaIO
- 妹「すぅすぅ」
兄「妹よ、そんなところで寝ていると風邪を引くぞ」
妹「お兄さま、もう食べられない」
兄「どういう夢だ。お前は夢の中で何を食べているのだ」
妹「……お兄さま」
兄「兄だけは食べるな。怖いぞ」
妹「お兄さま、大好きです……」
兄「しかも大好物なのか。兄を食べるとは非道な妹だ」
妹「すぅすぅ」
兄「毛布を持って来てやる。せめて腹だけは隠せ」
妹「ふにゃ……こんなに食べたら太りますよぅ……」
兄「では、残った兄は冷凍して明日の朝まで取って置け」
- 33 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[]:2008/02/06(水) 05:16:45.26 ID:4YSUUgaIO
- 妹「ころころ」
兄「妹よ、口の中で何を転がしているのだ」
妹「ん。飴玉です、お兄さま」
兄「兄の分は無いのか。兄も飴玉が舐めたくなった」
妹「ありません。お兄さま、残念でした」
兄「そうか。まあ無いのなら仕様がないな」
妹「……あの」
兄「なんだ」
妹「私の口の中の飴玉で良ければ、……舐めます?」
兄「何味だ」
妹「お兄さまの好きな……」
兄「コーラか」
妹「イチゴですっ」
- 34 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[]:2008/02/06(水) 05:22:42.35 ID:jl7Bz6vJO
- かわいいの
- 35 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[]:2008/02/06(水) 05:24:43.31 ID:dFHA4weL0
- wktk
- 36 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[]:2008/02/06(水) 05:35:02.38 ID:4YSUUgaIO
- 妹「ざぶん」
妹「ふぅ。お兄さま、お風呂のお湯を張り替えたみたい」
妹「気持ちいい」
妹「……私の裸を見たらお兄さまはやっぱり笑うだろうか」
妹「胸だって、お兄さまの言うまな板ではなくなってきているのに」
妹「……」
妹「もう少ししたら上がらないと。二番風呂をお兄さまが待っている」
- 38 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[]:2008/02/06(水) 05:54:51.46 ID:4YSUUgaIO
- 妹「がしゃーん」
兄「何の音だ。大丈夫か」
妹「お皿を落としてしまいました。
私やお兄さまのお気に入りだったのに、もう使えません」
兄「皿はいつか壊れる。お前は大丈夫なのか」
妹「……あ、はい」
兄「そうか。破片の掃除は兄がするからあっちへ行け」
妹「手伝います」
兄「怪我するからあっちへ行け」
妹「お兄さま、私はもう子供ではありません」
兄「これは面白い事を言う子供だ」
妹「そんな事言うと、もうご飯を作ってあげませんよっ」
兄「好都合だ。掃除しきれない小さな破片で足を怪我するかもしれないからな」
妹「……今のお兄さまの事、世間では過保護って言うんですよ」
兄「うちの台所なんて世間は見ている筈がない。心配するな」
- 39 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[]:2008/02/06(水) 06:01:11.40 ID:dFHA4weL0
- なんと口の上手い兄
- 40 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[]:2008/02/06(水) 06:15:26.65 ID:4YSUUgaIO
- 妹「けぷ」
兄「食べ過ぎだぞ。女の子がげっぷとははしたない。げふ」
妹「あら。男の方が年頃の女の前でげっぷなんて、はしたないですよ」
兄「……まあ、今日のカレーライスは会心の出来だったからな」
妹「そうですね、二人で作りましたから。でも、お兄さまは味見してばかり」
兄「お前こそ、カレーは一晩寝かせた方が旨いと言っておきながら
結局兄より多く皿を重ねてしまったぞ。もう鍋は空だ。太るぞ」
妹「お兄さまこそ」
兄「お前こそ」
妹「けぷ」
兄「げふ」
妹「……また二人で作りましょうか。カレー」
兄「そうだな、作ろうな」
- 41 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[]:2008/02/06(水) 06:39:34.06 ID:4YSUUgaIO
- 妹「……ちゃぽっ」
兄「どうした。風呂には浸かれてもプールには足先しか入れられないか」
妹「意地悪なお兄さま。ビート板はどこですか」
兄「ビート板があっても泳げないだろう、お前は」
妹「……帰りますっ」
兄「どうしてだ。新しい水着まで買ったのに」
妹「どうせ凹凸の少ない体には競泳用が似合うって思ってるんでしょう、お兄さまは」
兄「いや、その水着も似合う。ほら、泳げるようになれば
その水着を着る機会が増えるぞ。来い」
妹「……水の中ではずっと、私を捕まえていて下さいね」
兄「いいとも。ほらほら、あんよは上手」
妹「お兄さま、からかわないで下さいっ」
- 42 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[]:2008/02/06(水) 07:03:03.50 ID:jl7Bz6vJO
- 敬語妹いいなぁ
- 43 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[]:2008/02/06(水) 07:04:36.01 ID:TuGT2wIOO
- >>38
待ってたぞこの野郎!
- 44 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[]:2008/02/06(水) 07:06:29.05 ID:TuGT2wIOO
- ニヤニヤが止まらないwww
- 48 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[]:2008/02/06(水) 07:16:37.44 ID:w26P1E4GO
- わっふるわっふる
- 79 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[]:2008/02/06(水) 14:31:55.92 ID:4YSUUgaIO
- 妹「じりりりりり」
兄「……うーん」
妹「お兄さま、時間ですよ。今日も一緒に登校しましょう。
積もる雪をさくさくと踏みながら」
兄「雪が降っているのか。なら兄は風邪を引いたから休む。
今から医師の診断書を書くぞ、自分で」
妹「あら、お兄さまはお医者さんだったんですね? 知りませんでした」
兄「無免許医だ。手塚治虫は兄を参考にしてブラックジャックを描いたのだ」
妹「はいはい、冗談はそこまでにして下さい。
早く起きてくれないとお味噌汁が冷めてしまいますよ」
兄「具はなんだ」
妹「お兄さまのだーい好きな、しじみ」
兄「ここまで持って来てくれ」
妹「だーめ。……ほら、お兄さまが我が儘だから
温い温いお布団が愛想を尽かしてしまいましたよ。ばさばさぁ」
兄「布団を剥ぐな。寒い」
妹「ほらほら起きて。美味しいしじみ汁が食卓でお兄さまを健気に待ってます」
兄「ああ、布団との短い逢瀬が終わってしまった」
妹「さあ、長い一日が始まりますよっ」
- 98 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[]:2008/02/06(水) 17:04:02.34 ID:4YSUUgaIO
- 妹「とんとんとん」
兄「気持ちいいな。お前は肩を叩くのが上手い」
妹「お兄さまの肩は、どうしてこんなに凝っているのですか? とんとんとん」
兄「分からん」
妹「色々大変な事があるんですね。とんとんとん」
兄「無い」
妹「……もみもみ」
兄「ああ」
妹「今、『ああ』って言った。大変な事があるっていう意味のお返事ですね」
兄「声が出ただけだ。お前の肩揉みが気持ちよくて」
妹「そうですか。では素直じゃないお兄さまに、ご褒美。もみもみ」
兄「ああ」
妹「お兄さま、体は素直ですね。もみもみ」
兄「それは肩揉みの時に言う台詞じゃないぞ。ふああ」
妹「ふふふ、弱いお兄さま」
- 113 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[]:2008/02/06(水) 17:38:21.06 ID:4YSUUgaIO
- 妹「ぴーぴぴぴぴー」
兄「縦笛か。兄もよく吹いたものだ」
妹「明日は縦笛のテストがあるのです。ぴーぴぴぴぴー」
兄「しかし、兄に似て……」
妹「音痴ですね」
兄「なんだ、自覚していたか」
妹「音痴は勉強ではどうにもなりません。負け戦に挑む兵士の気分です」
兄「しょぼくれるな。兄だけはお前を笑わないぞ」
妹「私、一生カラオケに行けないような気がします」
兄「兄が一緒に行ってやる。その時は二人で歌おうな」
妹「お兄さま」
兄「妹よ」
妹「……ところで、笛が上手く吹けないのですか。ぴー」
兄「もっとこう、優しく吹け」
妹「ぴー。こうですか? ぴー」
兄「妹よ、やはり明日のお前は笑い者だ」
妹「ひどい」
兄「しかし大丈夫、兄も経験した道だ」
妹「お兄さま」
兄「妹よ」
- 114 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[]:2008/02/06(水) 17:40:04.22 ID:hCDjGt1cO
- >>113
無限ループって怖いね
- 125 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[]:2008/02/06(水) 18:16:34.48 ID:4YSUUgaIO
- 妹「かちゃかちゃかちゃ」
兄「かちゃかちゃ。……兄の勝ちだな」
妹「む。……なんでお兄さまにはゲームで勝てないのでしょう」
兄「年季が違うのだろう」
妹「そうですね。お兄さまはゲームばかりしている。いつだってゲームばっかり」
兄「いや、そんなにはしてないつもりだが」
妹「それはそれはゲームばかりしていて、私を全然構わない」
兄「え、いや……」
妹「まるで、ゲーム機が本当の妹みたいです。……ぐすっ」
兄「分かった妹よ、今日はこれからどこかへ行こう。せっかくの日曜だからな」
妹「ありがとうお兄さま。実は私、行きたい所に観たい映画に欲しい物が……」
兄「……さっきの『ぐすっ』は嘘泣きだったか。妹とはいえ、女とは怖いものだな」
妹「ゲームでは負けましたが、結局私の勝ちみたいですね、お兄さま」
兄「……やっぱり、大変そうだから行きたくない」
妹「さあさあっ、早く外へ出ないとせっかくの休日が勿体無いですよっ」
- 126 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[]:2008/02/06(水) 18:17:17.54 ID:Nb/l+TcZ0
- なごむ
- 127 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[]:2008/02/06(水) 18:19:05.76 ID:UimEPeng0
- いいねえ
- 175 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[]:2008/02/06(水) 23:26:31.60 ID:4YSUUgaIO
- 妹「しゃくっ」
兄「……林檎の良い香りがすると思ったら、お前か」
妹「あ、お兄さま。隠れて食べようと思っていたのに」
兄「兄の嗅覚は並ではない。ところで、それは良い林檎か?」
妹「良い林檎です。お小遣いを貯めて、ひとつだけ買いました」
兄「そうか。なら、兄は香りだけ味わう事にしよう」
妹「そうして下さい。しゃくっ」
兄「あ。お前が噛み締める事に林檎から良い香りがする」
妹「……やっぱり、半分どうぞ」
兄「お前が全部食べろ」
妹「いいえ、お兄さまも食べて下さい。私はお腹一杯です」
兄「さっちゃんみたいだな。小さいからバナナを半分しか食べられない。しゃくっ」
妹「私、もう大人のつもりですが」
兄「いや、まだまだ。……しかし、良い林檎を買ったな」
妹「そうでしょう。えへんっ」
兄「また食べさせてくれ。食べかけでいいから」
妹「これ、高いんですよ?」
- 185 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[]:2008/02/07(木) 00:03:45.38 ID:Tb+Q1e/LO
- 妹「ちゃりん、ちゃりん」
兄「随分景気の良い音をさせてるな」
妹「はい。貯金箱が一杯になったので、お金を何に使おうかと考えているのです」
兄「何だ? お前はいつもなら迷わず食べ物に使うだろう?」
妹「む。私だって食べ物以外に使いたい時もあるんですよ、お兄さま」
兄「珍しい事もあるものだな」
妹「珍しくはありません。……ね、お兄さまは何か欲しい物あります?」
兄「ん、買ってくれるのか?」
妹「はい。この豚さん貯金箱の中身で買えるなら」
兄「そうか。そうだな……兄は鰤の刺身が欲しい」
妹「……お兄さまなんて大嫌いですっ」
兄「食べたいんだから仕様がない。実は兄も食い意地が張っているのだ」
妹「知ってます。でも、もっと良い物を欲しがって下さいっ」
兄「黒毛和牛ロース」
妹「……」
兄「そう睨むな。花より団子だ。一緒に食べよう」
妹「出来れば、食べ物以外にお金を使いたいんですが……」
兄「諦めろ。この兄妹はどうしようもなく食い意地が張っているのだ」
- 186 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[]:2008/02/07(木) 00:09:28.49 ID:tMSnE8BU0
- 実に素晴らしい
よい兄妹を見た
- 187 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[]:2008/02/07(木) 00:11:56.43 ID:wmDxsNmKO
- 相変わらず良い味出してる
ほしゅ
- 188 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[]:2008/02/07(木) 00:22:34.51 ID:XCufz3IE0
- いいねいいね
保守
- 189 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[]:2008/02/07(木) 00:24:11.73 ID:nHfLEIYC0
- (屮゚Д゚)屮 カモーン
- 190 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[]:2008/02/07(木) 00:24:45.79 ID:Tb+Q1e/LO
- 妹「ちりん、ちりん」
兄「……おお、誰かと思えば」
妹「お兄さま、私の自転車に乗って帰りません? ちりん」
兄「これは良い足が出来たな。兄が漕ぐからお前は早く荷台へ移れ」
妹「はい。……ねえお兄さま、せっかく自転車で早く帰れるのですから
どこかへ寄り道して行きません?」
兄「重いお前を荷台に乗せてか?」
妹「重くないです、お兄さまの体力が無いんですよっ」
兄「冗談だ。クレープでも食べるか。兄はそんなのを食べるのは恥ずかしいが」
妹「いいですね。じゃあ、目一杯飛ばして下さいっ」
兄「悪い、これが精一杯のスピードだ」
妹「……もう。情けないお兄さまですね」
兄「やっぱり、あくまでもお前が重いんだ。決して兄に体力が無いわけでは……ぜぃぜぃ」
妹「ごーごーお兄さまーっ」
- 226 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[]:2008/02/07(木) 03:30:57.25 ID:xMjhSSVd0
- 妹「かちかち」
兄「兄のパソコンを使って何をしている」
妹「お兄さまのパソコンには思春期の男性が隠れて持っているような動画はないのですか」
兄「……ない。あったとしても見つけさせはしない。」
妹「ではあるのですね」
兄「黙秘権を行使させてもらおう。だがどうしてそんなものを探す」
妹「話をそらしますか。お兄さまの好みが知りたくて」
兄「ほう。知ったらそのとおりに育ってくれるか」
妹「好みによりけりですが、参考にさせてもらいます」
兄「……大人っぽい、年上の女性が好みだ」
妹「すでに目の前に理想の女性がいるではありませんか」
兄「せめて5年後にその言葉をいってはくれないか」
妹「5年後には大人っぽくなれますか?」
兄「今の兄よりは年上になっている」
妹「そんな意地悪なお兄さまに、このファイルはいりませんね」
兄「すまない、悪かった、話し合おうじゃないか」
実話を基にしてみた。今は反省している。
- 227 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[]:2008/02/07(木) 03:41:44.40 ID:eMB/UkLc0
- >>226
わっふるわっふる
- 274 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[]:2008/02/07(木) 08:04:10.73 ID:Tb+Q1e/LO
- 妹「ぎゅっ」
兄「いきなり抱き付くな。どうしたんだお前」
妹「さあ、どうしたのでしょう。お邪魔ですかお兄さま?」
兄「そんなにくっつかれては歩けないではないか」
妹「それならここに座れば良いではないですか。簡単な事です」
兄「しかし、兄は冷蔵庫へ行って何か飲みたいのだが」
妹「後で。今は飲ませてあげません」
兄「甘えているのか」
妹「甘えていません」
- 280 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[]:2008/02/07(木) 08:25:27.11 ID:Tb+Q1e/LO
- セミパンチの彼とは別人です
>>1は女幽霊スレとかを立てました
- 281 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[]:2008/02/07(木) 08:30:36.75 ID:qBZ22CX70
- >>280
なんと。道理で面白いわけだ。ファンです!
これから学校行って携帯だけど、夕方までぜひ残っていてください。
- 282 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[]:2008/02/07(木) 08:46:11.96 ID:sgxvF9XH0
- >>280
女幽霊とな!道理でwktkさせてくれるはずだぜ…
- 286 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[]:2008/02/07(木) 09:24:12.24 ID:Tb+Q1e/LO
- 妹「ばきゅーん」
兄「ぐふっ」
妹「安らかに眠って下さい、お兄さま」
兄「うん、兄は死んだ。夜が更けて来たし眠いからそろそろ寝るぞ」
妹「では私も寝ます。失礼」
兄「こら、兄の隣に来るな。寝るな」
妹「つれないお兄さま。久しぶりに川の字になって眠りましょうよ」
兄「線が一本足りないではないか」
妹「言葉のあやです。お休みなさい」
兄「おやす……やっぱり自分の部屋へ行け」
妹「私、とっても眠いのです。歩けません」
兄「さっきまで元気に遊んでいただろうが」
妹「うるさいお兄さま。ばきゅーん」
兄「ぐはっ。……もういい、電気を消すぞ」
妹「寝返りで私を潰さないで下さいね」
兄「そちらこそ、いびきで兄を起こすなよ」
- 301 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[]:2008/02/07(木) 10:54:11.59 ID:Tb+Q1e/LO
- 妹「にゃあにゃあ」
兄「なんだ、猫でもいるのか。それともお前は猫になってしまったのか」
妹「私が猫になるわけありません。
あちらに猫がいるので今必死になって呼んでいるのです。にゃあにゃあ」
兄「わんわん」
妹「お兄さま、邪魔しないで下さい」
兄「しかし、猫は兄の下へ来た」
妹「だめです猫さん。お兄さまは犬ですから食べられてしまいますよ」
兄「どうやらひねくれ者の猫のようだ。頭を撫でてやろう。よしよし」
妹「あっ、私も撫でたいです。お兄さま、私も猫を撫でたいですっ」
兄「駄目だ。お前が来ると猫が逃げる」
妹「ならばメザシでおびき寄せます。禁断の兵器です」
兄「待て待て。それは兄が楽しみに取っておいたメザシだぞ。猫に与えるな」
妹「猫がこっちに来ました」
兄「なんて素直な奴だ」
妹「なーでなーで」
兄「兄は手持ち無沙汰だ。面白くないぞ」
妹「では、代わりに私の頭を撫でて下さいませんか」
兄「ああ面白くない、面白くない。なでなで」
妹「えへへ。それでも撫でてくれるんですね」
- 441 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[sage]:2008/02/07(木) 21:31:57.98 ID:QHjXNW360
- 兄「どすんどすん」
兄「この音はッ!?大魔神の降臨か!!」
兄「・・・なにしてるんですか?お兄さま」
兄「こうして耳を床にあてると新しい世界が聞こえてくるのだ」
兄「その世界では私は大魔神なんですか?ひどいですね」
兄「誰も妹とは言ってないだろ。被害妄想の激しい娘だな」
兄「じゃあ誰なんですか?その大魔神さんは」
兄「さて、なんの用だね妹よ」
兄「話そらしましたね」
兄「なんのことだ?」
兄「はいはい分かりました。」
兄「食材があまり無いので買い物に行きますよ」
兄「ふむ、めんどくさい」
兄「神様の言うことが聞けないんですか?」
兄「根に持つ奴だな」
妹「早くしないとお兄さまのご飯なくなりますよ?」
兄「おまけに卑怯な手まで使うか」
兄「どうするんですか?」
兄「ご一緒させてもらいます」
兄「最初からそうすればいいのです」
兄「・・・やっぱ大魔神だな」
兄「なんとでも言いなさい♪」
兄「?妙に上機嫌だな」
妹「ごちそうさま」
- 442 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[sage]:2008/02/07(木) 21:36:22.63 ID:PjuWiirK0
- >>441
吹いたw
- 444 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[]:2008/02/07(木) 21:41:58.01 ID:Tb+Q1e/LO
- 妹「ぺた、ぺた」
兄「冷たい」
妹「何も無い所で足を捻るなんて、可愛いお兄さまですね」
兄「何も好きで捻ったわけではない。あと、湿布が冷たいぞ」
妹「湿布は普通冷たいものです。でも、妹の態度は温かいでしょう?」
兄「自分で言うな。ただ兄に湿布を貼っているだけだろう」
妹「あら、剥がしてもいいのですけど」
兄「それはやめてくれ。今痛みが引いてきたところだ」
妹「ほら、それは兄想いの妹が痛みを取ってあげたからですよ。さすりさすり」
兄「さするな。ただ湿布の効果が出ただけだろう」
妹「いたいのいたいのとんでいけっ」
兄「恥ずかしいぞ」
妹「誰も見てませんってば」
- 447 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[sage]:2008/02/07(木) 21:43:57.36 ID:l0iHe+Vb0
- <○><○>見てるよ・・・
- 449 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[]:2008/02/07(木) 21:58:15.29 ID:Tb+Q1e/LO
- 妹「こつこつ」
兄「テーブルの縁を叩くのはやめてくれないか」
妹「お兄さまが構ってくれないので。こつこつ」
兄「この宿題が終わったら好きなだけ構う。だから今は我慢しろ」
妹「……本当はお兄さまの邪魔をしたかったりして。こつこつこつこつ」
兄「嫌な妹だ。あっちへ行け」
妹「テレビのロードショーを一緒に観たいのですよ」
兄「兄は観られない。せっかくのお誘いで悪いが、敵が手強い」
妹「なら、それの相手は十一時まで先送りにしません? ね、真面目なお兄さま?」
- 452 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[]:2008/02/07(木) 22:04:06.29 ID:PjuWiirK0
- 和む
- 453 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[]:2008/02/07(木) 22:14:53.33 ID:Tb+Q1e/LO
- 妹「ぱんぱかぱーんっ」
兄「……なんだ?」
妹「お兄さま、お誕生日おめでとうございます」
兄「え? ……あ、ああ」
妹「お料理ですっ」
兄「ああ」
妹「ケーキですっ」
兄「ああ」
妹「プレゼントですっ」
兄「ああ……」
妹「……嬉しくないんですか?」
兄「兄は自分の誕生日なんて忘れていた。お前は覚えていたんだな」
妹「お兄さまもすぐ思い出して下さい。今日ですよ、今日」
兄「……そうか、お前とはひとつ歳が離れたわけだな」
妹「ふふ、すぐ追い付いてみせますけどねっ」
- 467 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[]:2008/02/07(木) 22:51:32.31 ID:Tb+Q1e/LO
- 妹「うとうと」
兄「しっかりしろ妹よ。今年こそはゆく年くる年を見て
深夜の内に初詣へ行くのではなかったのか。しっかりしろ」
妹「ゆっさゆっさ。……ああ、お兄さま。サブちゃんはもう出ましたか」
兄「いや、まだだ」
妹「美川さんはもう歌いましたか」
兄「まだだ」
妹「ふわあぁぁ」
兄「やっぱり寝ろ。兄は悪い事を言わない」
妹「いいえ、今回こそ夜に初詣へ行ってみたいのです。ゆらゆら」
兄「そうか。でも再来年まで待とうな。
お前みたいにゆらゆら舟を漕ぎながら神社まで行くのは不可能だからな」
妹「しゃりゃいねん?」
兄「……ほら、手を引いて連れてってやろう」
妹「神社へですか? もう新年ですか?」
兄「いや、お前の部屋へだ」
妹「こっくりこっくり」
兄「今年も一人で新年か」
- 477 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[]:2008/02/07(木) 23:16:40.12 ID:Tb+Q1e/LO
- 妹「ぴっ」
兄「おい、急にチャンネルを変えるな。ぴっ」
妹「この番組、つまらないです。ぴっ」
兄「兄はこの番組が好きなのだ。ぴっ」
妹「私は動物がたくさん出てくる番組を観たいです。ぴっ」
兄「ぴっ」
妹「ぴっ。……よいしょ」
兄「おい、リモコンを懐に入れるな。兄が取れないだろう」
妹「ふふ、私のパジャマの中に手を入れれば取れますよ?」
兄「そんな馬鹿らしい事はしない。仕方ないから兄もこの番組を観る」
妹「それがいいです。……動物、癒されますね」
兄「そうか?」
妹「あっ、懐に入れたリモコンが胸の谷間に挟まってしまいました」
兄「いきなり変な見栄を張るな」
- 491 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[]:2008/02/07(木) 23:51:47.64 ID:Tb+Q1e/LO
- 妹「ざあぁぁぁぁ」
兄「雨だな。兄は傘を持っていない」
妹「……じゃーん。私は持ってますけど?」
兄「なんだそのピンク色の折り畳み傘は」
妹「良い趣味でしょう。差して帰りません? 私と」
兄「そんな可愛らしい傘は嫌だ。兄は走って帰る」
妹「あら、お兄さまの濡れた服を洗うのは私なのに。お風呂を沸かすのも」
兄「……」
妹「こんな豪雨の中、傘の色なんて誰も注目しませんよ」
兄「……相合い傘か、妹と」
妹「別に、彼女の振りをしてもいいんですが」
兄「嫌だ、情けない」
妹「私は楽しいですよ。ほらほら」
兄「肩を寄せ付けるな。くっつくな」
妹「すみませんね。折り畳み傘が狭いものですから否応なく」
兄「……やっぱり少し恥ずかしい」
妹「大丈夫です。どうせ周りはみんな、自分の傘の内しか見えませんよ」
- 492 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[]:2008/02/07(木) 23:53:02.99 ID:/VM/9kpvO
- なぜか俺涙目
- 592 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[]:2008/02/08(金) 08:29:20.14 ID:jUlxZ9+5O
- 妹「じゅうじゅう」
兄「妹よ、何を焼いているのだ」
妹「甘くて美味しいものです。えいっ」
兄「おお、ひっくり返った」
妹「パンケーキっ」
- 593 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[]:2008/02/08(金) 08:37:29.70 ID:GSHDCWuN0
- ほ
- 594 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[]:2008/02/08(金) 08:49:42.99 ID:GSHDCWuN0
- ほ
- 725 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[]:2008/02/08(金) 23:22:19.37 ID:jUlxZ9+5O
- 妹「くしゃくしゃ」
兄「妹よ、その紙はなんだ? 何故丸めている?」
妹「秘密です」
兄「赤点のテストか」
妹「赤点なんて取りませんよ。お兄さまと違って」
兄「兄だって取らないぞ。……では、それは紙飛行機の作り損じか」
妹「一人で紙飛行機を作ってもつまらないですよ」
兄「ならば、何なのだ?」
妹「気になります? 正解は……或る男の子からの、恋文」
兄「本当か?」
妹「ふふ。さあ」
兄「さあ、とは何だ」
妹「びりびりびり。はい、紙吹雪になりました」
兄「何をする。せっかくお前を好きになってくれた男が書いたのだろう」
妹「あら、本当に恋文だと思ったんですか? 可愛いお兄さま」
兄「はっきりしないな。本当は何だ?」
妹「さあ。真実はもう破いてしまいましたから」
- 726 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[]:2008/02/08(金) 23:25:46.64 ID:iL9nYqv/0
- い、>>1か?
- 727 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[]:2008/02/08(金) 23:27:11.81 ID:6TPPW5YaO
- 15時間待ってたぞ!!!!
- 732 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[]:2008/02/08(金) 23:46:21.94 ID:jUlxZ9+5O
- 妹「ふらふら」
兄「踵の高い靴はお前には似合わない。諦めていつものを履け」
妹「いえ、今度の休日には絶対これを履いて歩くのです。ふらふら」
兄「もう少し低いヒールのものから慣らしていくべきと思うぞ、兄は」
妹「買った後に言わないで下さい」
兄「赤ん坊のお前が初めて掴まり立ちした時を思い出す」
妹「思い出さないで下さい」
兄「……嘘だ。そんな記憶、忘れてしまった」
妹「もう。ふらふら。……お兄さま、休日は私と一緒に歩いて下さいませんか?」
兄「いいぞ。その靴に似合う服を着たお前とデートするんだな」
妹「いいえ、お兄さまは私がふらつかないように
自転車で言う補助輪のような役目をして下されば結構です」
- 738 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[]:2008/02/09(土) 00:07:30.58 ID:KLaYVSeMO
- 妹「ぱちゃぱちゃ」
兄「洗顔中か」
妹「お兄さま、顔を洗っている最中の女の子を見るものではありません」
兄「薄化粧すらあまりしない癖に何を言っているのだ」
妹「あら、お兄さまが知らない男の子の前では綺麗にお化粧しているかもしれませんよ?」
兄「それはない。化粧だけはない」
妹「いいえ、女の子は化けます。お兄さまも常に私に化かされているのです」
兄「豆だぬきが何を言う」
妹「自分では女狐のつもりですが。ところで、タオルはどこですか?」
兄「さあ、どこだろう」
妹「お兄さま、タオルを下さい。早く顔を拭かないと目に水が」
兄「なあ、兄が知らない男の子とは誰だ」
妹「それは冗談ですよ。タオル」
兄「本当かな」
妹「タオル……。仕様がないからお兄さまが着ているシャツで拭きます。ごしごし」
兄「やめてくれ」
- 736 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[]:2008/02/09(土) 00:00:51.18 ID:RYUWptNSO
- 結局>>1なのか?
- 740 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[]:2008/02/09(土) 00:12:19.63 ID:KLaYVSeMO
- 結局>>1なのです
欲しい家族は姉か弟です
- 748 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[]:2008/02/09(土) 00:31:13.75 ID:KLaYVSeMO
- 妹「ぱたぱた」
兄「こら、寒いぞ。兄を扇ぐのはやめろ」
妹「せっかく団扇を見つけたのでお兄さまを扇がせて下さい。ぱたぱた」
兄「そんなに扇ぎたいなら、秋刀魚でも買って焼けば良いだろう」
妹「それもそうですね。では、お兄さまは大根を買って来て下さい」
兄「兄とお前が別々に買いに行くのか?」
妹「そういえば、二人で一緒にスーパーへ行く方が都合がいいです。行きましょう」
兄「兄は寒いのは嫌だ。家から出たくないから一人で行って来い」
妹「……ぱたぱた」
兄「寒い」
妹「私はお兄さまを襲う冬将軍。ぱたぱた」
兄「これなら、本物の冬将軍の方が優しいかもしれないな」
妹「というわけで、早くコートを着ましょうか」
- 760 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[]:2008/02/09(土) 00:57:45.81 ID:KLaYVSeMO
- 妹「ぷぅ、ぷぅ」
兄「胸は膨らんだか」
妹「私が膨らませているのは浮き輪です。ぷぅ、ぷぅ」
兄「兄に貸してみろ。……ぷぅ、ぷぅ」
妹「脳は膨らみましたか」
兄「これ以上膨らんだら兄は天才になってしまう。
ちなみに浮き輪は少しだけ膨らんだぞ」
妹「こんなにちょっとでは浮力がありませんよ。お兄さま、ふぁいと」
兄「ぷー、ぷー」
妹「……肺活量が無いお兄さま」
兄「肺活量が無いのはきっと遺伝だ。
しかし、兄は浮き輪に穴が開いている可能性も考慮しなければならないと思う」
妹「そうしたら、新しい浮き輪を買ってくれますか?」
兄「そうだな。平泳ぎを教えてやろう」
妹「お兄さま、私は泳ぐのがキライですが」
兄「ならお前は何の為に海へ来たのだ」
妹「ぷかぷかする為です」
- 765 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[]:2008/02/09(土) 01:27:36.75 ID:KLaYVSeMO
- 妹「すぅすぅ」
兄「ぐぅぐぅ」
妹「すぅすぅ」
兄「ぐぅぐぅ」
妹「すぅすぅ」
兄「ぐぅ……ふわあぁ」
妹「すぅすぅ」
兄「……あ。妹よ、大変だ」
妹「ふぁ? ……何ですお兄さま。もうお腹一杯ですよぅ」
兄「お前はそんな夢しか見ないな。まあいい。妹よ、寝過ごしたぞ」
妹「えっ。……どうしましょう」
兄「兄は今日から不良になる。だから寝る」
妹「ダメです、お兄さま。早く学校へ行って先生に謝りましょう」
兄「兄は今日から不良になる」
妹「聞き分けのないお兄さまですね。ほら、今お弁当を作りますから」
兄「……弁当?」
妹「食パンにジャムやピーナツバターを挟んだサンドイッチです」
兄「兄は今日から不良になる」
妹「そんなお弁当で我慢して下さい。本当に、聞き分けの無いお兄さま」
- 792 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[]:2008/02/09(土) 02:50:26.16 ID:UWBmgQQQO
- あぁ…和んだ和んだ…
- 794 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[]:2008/02/09(土) 02:55:44.80 ID:Vao+mrtHO
- あと30分か。
>>1ありがとう
3日間楽しませてもらったよ。
- 795 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[]:2008/02/09(土) 02:58:13.24 ID:KLaYVSeMO
- いえいえこちらこそ
好き勝手なタイミングで書かせて頂いてすみません
- 823 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[]:2008/02/09(土) 03:29:02.48 ID:KLaYVSeMO
- 妹「ちゅっ」
兄「……何だ、急に」
妹「あら、どうして煩そうにするんですか? 女の子がほっぺにちゅーしたっていうのに」
兄「妹だからな、お前は。女の子ではなくて、妹」
妹「でも、私がちゅー出来る男の方はお兄さまくらいのものですけど?」
兄「……ふん。どうせ」
妹「?」
兄「どうせ、気紛れだろう」
妹「ふふ。気紛れにちゅーした、って言ってあげてもいいですけど」
兄「……」
妹「お代わりはいかがですか? 気紛れな私の気が変わらないうちに」
- 824 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[]:2008/02/09(土) 03:29:08.05 ID:52dr3utJ0
- 記念パピコ
- 829 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[]:2008/02/09(土) 03:30:03.56 ID:KLaYVSeMO
- じゃーねっ
また今度っ
- 830 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[sage]:2008/02/09(土) 03:30:03.99 ID:nLrM42Ml0
- うはおk
2008.02.09 | | Comments(4) | Trackback(0) | 物語
