新ジャンル「クラス全員が脳髄に猫を埋め込まれた」
- 1 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[]:2008/03/05(水) 21:39:24.30 ID:Xj1WI6na0
- 男「……おはよう」
女「おはよう。もう猫には慣れた?」
男「酷いじゃないか! どうして俺が眠ってる間に耳から猫を流し込んだんだよ!」
女「猫は便利なんだよ? ほら、とぅるるるー♪」
男「ひぃっ!? 頭が!」
女「とぅるるるー、とぅるるるるー♪」
男「頭が! 頭が割れるように痛い!」
女「もしもーし、聞こえてますかー?」
男「聞こえるも何も、さっきから目の前にいるだろ!」
女「猫電話だってば」
男「こんなの、ケータイでいいだろ……」
女「ネットにもつながるし。ぶろーどばんど」
男「いらねえ。俺ネットあんまり使わない」
女「それに鳴くし」
猫「にゃー」
男「可愛い!」
- 2 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[]:2008/03/05(水) 21:43:35.40 ID:Xj1WI6na0
- 男「昼飯だな。今日は何食う?」
女「にゃー」
男「おーい。いや、何食う、って」
女「にゃー、にゃー、にゃーにゃー」
男「あ、首から猫が出てる」
女「にゃーにゃー。えーと、お昼? 学食行く?」
男「おけ。てか、大丈夫か?」
女「全然問題ないにゃー。あ、今のは自分で声を出してみました」
男「そうか」
女「可愛い?」
男「ついでに猫耳でも生やすか? オタが喜ぶぞ」
女「なにそれ?」
- 5 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[]:2008/03/05(水) 21:47:22.91 ID:Xj1WI6na0
- 男「今日の授業も無駄にキツかったなあ」
女「男くん、ちゃんと猫読んだ?」
男「猫を枕に眠ってましたが何か」
女「だめだよー、ちゃんと猫しないと。あたしなんか復猫予猫ちゃんとしてます」
男「ヒマ人め」
女「ほめてよう」
男「わかった。なでなでしてやろう」
女「…………えっ」
男「いや、え、って、冗談なんだけど」
女「…………えー?」
男「いや、不満そうに言われても! なんか、こう、ごめん!」
- 10 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[]:2008/03/05(水) 21:54:09.29 ID:Xj1WI6na0
- 男「よう」
電柱「何よ?」
男「いやね。いつも登校の時には通りかかるもんだから、たまには挨拶くらいはと」
電柱「ふん」
男「愛想のない奴め。菓子でも欲しいのか?」
電柱「食べる口がないわよ」
男「まあ、猫だけど電柱だしなー。って、これ、なに?」
電柱「……も、もらいものよ」
男「手作り弁当? 仲のいい友達でもいるのか?」
電柱「そ、そうよ。でも私、食べられないでしょ?」
男「まあ、もったいないな」
電柱「だ、だから、あんたに……」
男「えっ?」
電柱「べ、別にあんたのためなんかじゃないんだからねっ!」
男「……押しつけられて逃げられた」
(ぷちっ)
男「あ、停電」
- 11 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[]:2008/03/05(水) 21:54:40.44 ID:8PtEqMC2O
- >>1
きがくるっとる
- 13 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[]:2008/03/05(水) 21:57:20.96 ID:IP2YfFal0
- はは・・・
- 6 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[]:2008/03/05(水) 21:48:19.75 ID:wt0APRXL0
- よく状況が飲み込めない
- 14 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[]:2008/03/05(水) 21:59:39.95 ID:Xj1WI6na0
- >>6
解説した方がいい?
男「ただいまー」
女「おかえりー」
男「今日は早かったぞー……って、なんでおまえがいるの!?」
女「えへ、来ちゃった」
男「おまいは俺の妹でも姉でも母親でもなんでもないよな!?」
女「男くん、扉に猫かけないんだねえ。不用心だよ、あれじゃすぐ開けられちゃう」
男「勝手に入るなよ……まあいいや、まさか空き巣目的でもなかろうし」
女「……にゃ、にゃー」
男「いや、鳴いてごまかすな」
女「ごまかしてなんかないですワン!」
男「お帰りください」
- 24 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[]:2008/03/05(水) 22:14:03.88 ID:Xj1WI6na0
- >>14
男「でも実際、何しに俺の家に来たんだ?」
女「……言っても、怒らない?」
男「場合による。でも、話してくれると嬉しい」
女「実はね……えっと、あの手紙」
男「ああ、今日俺が学校で拾った! 誰の落とし物かと思ってた!」
女「あれ、私の書きかけだったの」
男「それなら言ってくれれば返してやったのに……」
女「ごめんね。その、言うのが恥ずかしくて」
男「まあ、じゃあこれ。返すよ」
女「ごめんね……?」
男「いいよ。中身が何だったのかとか、野暮は聞かない」
女「猫だよ」
男「……ラブ猫?」
女「や、野暮は聞かないって言ったのに!」
- 15 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[]:2008/03/05(水) 22:01:05.69 ID:wt0APRXL0
- >>14
思考が猫ベースになった
本当に猫がまるまる入ってる
俺的には後者がお好みなんだが、どっち?
>>15
実際に猫を埋め込まれてる。
パソコンとかケータイの代わりに猫が発達した未来の社会と思ってくれ、猫で電話をかけられたりする。
- 16 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[]:2008/03/05(水) 22:05:05.57 ID:9J+VP5rf0
- >>15
どうでもええよww
もう…ねーよ…
- 20 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[sage]:2008/03/05(水) 22:08:35.29 ID:C9n8i3w60
- にゃにこのすれ
- 21 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[sage]:2008/03/05(水) 22:09:17.92 ID:RzLXyNlr0
- >>20
にゃんこのスレです
- 26 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[]:2008/03/05(水) 22:23:44.74 ID:Xj1WI6na0
- 男「おは……なにそのいかにも病院で着るっぽい服」
女「実は私、今日もう一匹猫埋めたんだ」
男「大丈夫か? それで確か、三匹目……」
女「にゃーにゃーにゃーにゃー。だいじょぶだいじょぶ」
男「大丈夫そうには見えないがなあ」
女「なら、今日はついててくれる?」
男「俺でよければ」
女「わーい。じゃあお昼と帰りもおごってー」
男「そこまではしねえよ!」
女「ネズミ食べたいのに!」
- 27 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[]:2008/03/05(水) 22:31:59.87 ID:Xj1WI6na0
- 男「で、ネズミだが」
女「おお、もしかして買ってきてくれたの? 粉?」
男「いや、ブロック。というかポッキー」
女「ネズミポッキーだ! おいしそう!」
男「俺は遠慮したいが……ほしいならどうぞ」
女「わーい、ありがとう! おお、ちゃんと金属とかのけてある!」
男「国産のネズミだってさ」
女「おいしい!」
猫「にゃーん!」
男「可愛い!」
女「……今の、どっちに言ったの?」
- 28 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[]:2008/03/05(水) 22:37:45.17 ID:Xj1WI6na0
- 女「にゃー」
電柱「……ふん」
女「にゃー。にゃーにゃーにゃー」
電柱「あたしは忙しいの。構ってほしいなら他に行きなさい」
女「にゃーん。寂しい……」
電柱「なつかないでよね」
女「……ですが、ここに取り出しましたるは猫じゃらしー」
電柱「!」
女「ふりふり」
電柱「そ、そんなの……あたし……」
女「ふりふり」
電柱「は、早く、しまいなさいよ……」
女「ふりふり」
電柱「……にゃー」
女「にゃー!」
- 29 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[]:2008/03/05(水) 22:39:22.57 ID:Xj1WI6na0
- 女「ふりふり」
男「うっ……」
女「ふりふり」
男「……にゃ、にゃー」
女「にゃあー!」
女「っていう夢を見たんだ」
男「ほう」
女「猫じゃらし、1ダースセットで買ってきたんだけど」
男「ほほう」
女「全ての猫じゃらしが折れるまで頑張れば!」
男「よし頑張れ。俺は帰る」
女「ほああー!?」
スポンサーサイト
2008.03.06 | | Comments(2) | Trackback(0) | なんだこれ
